56歳の“赤の他人のおっさん”と同じ家で暮らした記録を私小説にした大木亜希子が本当に伝えたかったこと。「アラサー女子を救済するコンテンツを書きたかった」 元SDN48メンバーで作家の大木亜希子の私小説『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』(祥伝社文庫)が映画化。映画への思いや、56歳のおじさん・ササポンとひとつ屋根の下で暮らした当時、そしてアイドルから作家