富士山では多数の登山者が訪れて問題が起きている(写真:時事)訪日外国人(インバウンド)の戻りが急加速している。今年7月までの訪日外客数は1303万人となり、コロナ前2019年同期間の3分の2の水準にまで回復した。その一方で日本各地の観光地でオーバーツーリズム(観光公害)が問題化。ツーリストの迷惑行為、事故、そして市民生活や環境、観光資源への悪影響が続出している。京都市内の宿泊者の半数超が外国人観光客コロナ前