12日の東京株式市場は売り買いを交錯させる展開となり、日経平均株価は2万9000円近辺で弱含みも一進一退の値動きが予想される。前日の米国株市場ではNYダウが一時400ドルを超える下落をみせるなど波乱含みの展開となった。米地銀株の急落を受け金融システム不安が再び意識され、マーケットのセンチメントが悪化した。ただ、米長期金利の低下を背景にハイテク株への買いが目立ち、ナスダック総合株価指数は小幅