1932年に就役した高雄型は、日本最後の重巡洋艦です。本型の後に造られたのは全て軽巡洋艦でした。ただ、旧日本海軍は本型を極めて重視していたようで、節々にその運用思想を感じ取れます。どのような巡洋艦だったのか見てみます。書類上、最後の日本製重巡となった高雄型いまから90年前の1932(昭和7)年5月31日、旧日本海軍の高雄型重巡洋艦(一等巡洋艦)の1番艦「高雄」が就役しました。ちなみに2番艦「愛宕」は「高雄」より