※この記事は2017年12月06日にBLOGOSで公開されたものです 新ルールが出場者にもたらした極限の緊張 今年のM-1が終わった。いつにも増して密で濃く、その余韻が中々抜けない。決勝を争った全10組の漫才がどれもファイナリストにふさわしいクオリティだった。賞レースゆえに相対的な比較にさらされて結果的に(毎回)数組は現れる「数合わせ」ゾーンに堕ちる組が見当たらなかった。と、個人的にはそう感じ、