厚生労働省は6月25日、裁量労働制の実態に関する調査の結果を公表しました。調査結果では、裁量労働制の対象となる労働者(適用労働者)が対象とならない労働者(非適用労働者)よりも労働時間が長くなる一方、仕事の内容や納期などについては管理監督者が決めている傾向があることなどが明らかとなりました。労働問題に取り組む笠置裕亮弁護士は「そもそも現行法においても裁量労働制を適用する労働者の範囲が広すぎるため、長時