国連総会本会議は16日、北朝鮮の人権侵害を非難する決議案を議場の総意により投票なしで採択した。ただし、北朝鮮と中国は決議に加わらない旨を表明した。決議案は欧州連合(EU)が提出したもので、拷問や性暴力、恣意的な拘禁、政治犯収容所の運営、拉致など「組織的で広範な人権侵害」を非難している。同趣旨の決議採択は16年連続。決議案はまた、こうした問題を国際刑事裁判所(ICC)に付託することと、「最も責任ある者」に対