北朝鮮に今年も悪臭漂う季節がやって来た。堆肥戦闘の始まりだ。新暦の正月の連休が終わる4日から、工場、企業所、機関、人民班(町内会)、学校などで、決められた量の堆肥、つまり人糞を集め、乾燥させた上で納めるものだ。トン単位の極端な量のノルマをこなすために、他人の便所に忍び込み、人糞を盗み出す不届き者が続出する。また、市場で人糞が売られたり、人糞を納めた証明書が売買されるなど、国全体が人糞中心に動くとい