見ごたえのあった強豪対決、国士舘が執念のサヨナラ勝ちファウルで粘った真崎君が、最後にサヨナラ犠飛1回戦屈指の好カードの一つといってもいいであろう。1984年のセンバツ、初出場初優勝も歴史のかなたのこととなりつつある岩倉。しかし、その伝統と実績は背負っている。一方国士舘も、90年代には“春の国士舘”といわれるくらいの存在だった。96年からは3年連続出場もあり、91年と93年にはベスト4にも進出という実績もある