大学発ベンチャーは、大学に潜在する研究成果や技術シーズをもとに新規性の高い製品・サービスを創出することで、イノベーションを実現できるものとして高く期待されている。しかし、日本では一時期のベンチャーブームが過ぎ去り、ピーク時には年度あたり約250社まで増えた大学発ベンチャーの新設数が、2013年度時点で52社にまで減少。ここ数年は横ばい傾向にある。こうした状況を打破すべく2015年9月、筑波大学出身経営者からなる