日本には約250万もの企業が存在し、そのほとんどが中小企業だと考えると「親が経営している会社をいつかは継ぐ」という人は案外多いのかもしれない。ただ、事業の継承というのはもちろん簡単なことではない。手続きの上では子から親へと経営権がバトンタッチされたとしても、親がなかなか会社から離れようとしなかったり、親が引退したとしても古参の社員が「先代のほうが良かった」と何かと足をひっぱるような言動をとること