FIFAランク最下位、“最弱”ブータンが連勝で初のW杯1次予選突破

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 2018年開催のロシア・ワールドカップ、アジア1次予選セカンドレグが17日に行われ、ブータンとスリランカが対戦。2−1で勝利したブータンが2連勝で2次予選に駒を進めた。

 試合は開始5分にチェンチョ・ギェルツェンの得点で先制したホームのブータンが、一時同点とされたものの、終了間際の90分に再度チェンチョ・ギェルツェンがネットを揺らして勝利。アウェーでのファーストレグを1−0で勝利していたブータンが、2連勝で1次予選突破を決めた。

 ブータンは最新のFIFAランキングで全加盟国・地域の中で最下位となる209位。スリランカは174位の“格上”だった。これまで資金不足などでワールドカップ予選に出場したことがなく(2010年は1次予選参加決定後に出場辞退。2006年、2014年大会は参加辞退)、ファーストレグでの勝利は、公式戦での勝利が2008年にアフガニスタンを3−1で下して以来、7年ぶりだったために話題となっていた。

 2次予選は1次予選を通過した6チームとFIFAランク上位の34チーム、合わせて40チームが参加。日本はこの2次予選から登場となる。同ラウンドは8つのグループにわかれ、ホームアンドアウェーで実施。6月11日から2016年3月29日にわたって開催される。