冷蔵庫から赤ちゃんの遺体が見つかる(画像はdispatchlive.co.zaのスクリーンショット)

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南アフリカの東ケープ州・ムタタ(Mthatha)にある家で、冷蔵庫の中から生後約1か月の赤ちゃんが4体発見され、地元住民を恐怖に陥れた。しかもその冷蔵庫に入っていた食材は、葬儀で振る舞われたばかりと知って参列者は後味の悪い思いをしている。

発見されたのは2月7日、通報を受けた警察がその家を捜索した。その時、家には誰もいなかった。地元紙によると、赤ちゃんの遺体4体のうち1体はダイニングルームにある冷凍庫に、残りはキッチンの冷蔵庫にあった。また1体はベビー服にくるまれていたが、3体は黒いゴミ袋に入れられていたという。

この家の持ち主の女は、パートナーの男性と共に住んでいた。2人の間にはすでに3人の子どもがいる。その男性が亡くなり、2月5日に葬儀が自宅で行なわれた。参列者は冷蔵庫に入っていた食材を使った料理を振舞われたそうだ。その後、女はパートナーを埋葬するためヨハネスブルグへと旅立った。

女が不在の7日、地元の女性がこの家の掃除のために来たところ、吐き気を催すほどの異臭がした。計画停電で冷蔵庫内の食料が腐ったのだろうと思いその扉を開けると、赤ちゃんの手足を発見したのだ。

赤ちゃんはいずれも生後およそ1か月と思われたが、はっきりした月齢は不明とのこと。また冷蔵庫に入れられた時期や、誰の子どもなのかもわかっていない。冷蔵庫にはケーキや肉などが入っており、どこにでもある家庭の冷蔵庫だったそうだ。

地元住民らは恐怖に怯えているものの、親しみやすく敬虔なカップルがなぜ赤ちゃんを冷蔵庫に入れていたのかはまったくわからないとのこと。女は10日に死体遺棄容疑で逮捕された。

※ 画像はdispatchlive.co.zaのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)