秋元才加、フィリピン人ハーフの偏見に悩んだ過去「ほかのハーフとは違う」
元AKB48の秋元才加が31日、TBS系バラエティ番組『ホムカミ〜ニッポン大好き外国人 世界の村に里帰り〜』(毎週日曜22:00〜22:54)で、生まれ故郷のフィリピンに里帰りし、同行した元AKB48の篠田麻里子に、フィリピン人ハーフの偏見に悩んだ過去について語った。
日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれた秋元は、今年6月にフィリピン観光親善大使に就任。今回、篠田麻里子、そして母親とサポート役のお笑いタレント・ヒロシとともに、フィリピンに里帰りし、生まれ故郷の魅力を篠田に伝えようと、母親の実家を案内したり、フィリピンの食や観光スポットなどを紹介したりした。
旅の中で秋元は篠田に、フィリピン人のハーフということで悩んだ過去について告白。「ハーフだから何がいけないの?」という思いを常に抱えていたという秋元は、AKB48に入った当初はハーフであることを公表していなかったと言い、「フィリピン人のハーフっていうと偏見だったりというのもたまに。ほかの海外のハーフとはちょっと違うと思っていた」とその理由を述べた。
小学校低学年の時には、「フィリピン人フィリピン人」っていじめられていた時期もあったという秋元。心配した母親は、フィリピンで生まれたということを隠し、長い間「日本で生まれた」と伝えていたという。苦悩を乗り越え、現在はフィリピン人のハーフという事実をしっかり肯定。観光親善大使就任も「ありがたい」と喜び、「もっと頑張ろう」と両国の架け橋になりたいと意気込んでいる。
また、番組の中で篠田は、「才加と出会った時、しょっぱなガンつけられたんですよ」と8年前の驚きの初対面についても告白。すでにAKB48メンバーとして活動していた篠田が初めて見た芸能人だったという秋元は、「どんなもんじゃいと思って。自分も頑張っていかないきゃいけないと思って、(そういう目で)見ちゃったんだと思います」と振り返った。