バナナみたいに剥いて飲む。W杯を観ながら、バナナを飲む!

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ワールドカップ、日本は初戦(vsコートジボワール)で、負けてしまいました。酒だ、酒持って来い!
……ちょっと、待て。まだ第2戦、第3戦は控えているし、決勝リーグへ勝ち進む可能性も十分残っている。ヤケ酒には早過ぎる。

しかも、です。ワールドカップを観るには最適のドリンクが発売されているらしく。おなじみ「木村飲料株式会社」(静岡県)が5月より発売している『バナナラムネ』(オープン価格)が、サッカー観戦にピッタリなのです。

その前に、このラムネの特徴について。まずは、画像をご覧ください。なんか、剥いてません? そう、剥くんです、バナナみたいに。ボトルを包むパッケージにはミシン目が入っており、バナナのごとく剥いて飲む。剥いたパッケージの裏には、バナナの皮に付いてる白い筋が表現されています。
では、肝心の味について。当然、こちらもバナナ。炭酸飲料の爽快感は残しつつ、バナナのまろやかな優しい風味が口いっぱいに広がる、そんなラムネとなっているようです。
「みんなが驚くような何か面白いものを世に出したいと思い、このラムネを開発いたしました。『飲むだけではない楽しみのある飲料を!』と、パッケージに入っているミシン目に着目したのがきっかけです。本来、リサイクルしやすいように入っているミシン目を活用しようという発想から開発を重ね、このバナナ(ラムネ)が誕生しました」(同社・担当者)

さて、このバナナがなぜサッカー観戦にピッタリなのか。説明しましょう。皆さん、こんなエピソードをご存じでしょうか?
それは、ブラジル代表・アウベス選手の行動がきっかけでした。心無いファンからピッチへ投げ込まれたバナナを、アウベス選手は「差別を“飲み込む”」という意味でパクッと食べてしまったそう。この行為に選手やサポーターが共感を受け、サッカー界には“バナナの輪”が広がっています。
「メッセージ性が高いということはもちろんですが、炭酸飲料は喉の乾きを潤してくれますので、ヒートアップしたW杯観戦観戦中にもってこいかと思います。キンキンに冷やした状態で飲み、ブラジルに届くくらいの応援力を発揮していただきたいです!」(担当者)
どうやら同社、「バナナを食べよう!」ではなく「バナナを飲もう!」を推奨しているらしいです。

というわけで、実際に取り寄せてバナナを飲んでみました! さあ手に取ったボトルのパッケージを、ミシン目に添って縦から剥いていきます。裏側を確認すると、確かに筋が付いてる! 剥き終わったパッケージの残骸は、まさにバナナの皮そのまんまでした。
じゃあ、いただきますよ。ラムネ入り口を塞ぐビー玉を押し込むと、そこから泡が逆噴射! こぼさないように口で吸い込むと、その泡からしてバナナでした。超バナナ! それでいて、ラムネ。本当だ、バナナラムネだ……。
「『バナナと炭酸って合うね』、『剥く時の“ペリペリ”という音がたまらない!』、『子どもが夢中になって剥いています!』といった反響が、今までに寄せられています」(担当者)

喉がカラッカラになるであろう“負けられない戦い”は、このバナナを飲んで観戦したいと思います!
(寺西ジャジューカ)