香川真司、長友の成長を実感「明らかに自信を持っている」

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 ブラジル・ワールドカップに出場する日本代表は29日夜、直前合宿を行うアメリカのタンパに到着。翌30日から早速練習に入った。

 アメリカ合宿初日の練習前に記者団の取材に応じたFW香川真司は、左サイドでコンビを組むDF長友佑都について問われ、「明らかに自信を持っている」と回答。「代表にとってもすごくプラスなことだし。実際のプレーに関しても、自分のところでの仕掛けであったりというのはすごく武器になっています」と今シーズン、インテルで3−5−2の左ウイングバックとして起用され5得点を挙げ、インテルのゲームキャプテンを務めることもあった長友を評した。

 当然、長友との強力なコンビネーションは相手からも警戒されることが予想されるが、「そう簡単に僕たちのサイドで崩せるとは甘くない」と答えた香川。「左サイドで崩しているときも、右サイドはキーポイント」と、逆サイドの動きに触れると、「オカちゃん(岡崎慎司)であったり、ウッチー(内田篤人)の攻め上がりをどう効率よく質の高いものにしていく意味では、この合宿でもっと精度を高めていきたい」と、両サイドの連動性を高める必要性を説いている。