フォアグラ入りの甘いアイス、ピーナッツバター&ココアと合体。

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日本にも味噌味やワサビ味など、変わったテイストのアイスクリームがありますが、米国では最近、フォアグラ入りのアイスクリームが登場し、話題を呼んでいます。その食材だけでも驚きですが、このアイスクリーム、なんとフォアグラとココア、そしてピーナッツバターという異なった味が不思議なハーモニーを奏でる、斬新なフレーバーなのだそうです。

フォアグラ風味のアイスクリームを開発したのは、ニューヨークのブルックリンにある店「OddFellows Ice Cream Co.」(※ヘンな奴らのアイスクリーム屋の意)のシェフ、サム・メイソンさん。これまでにも同店では、生姜とバナナ、味噌とバタースコッチ、メープルシロップとピーカンナッツとベーコン、チョリソーとキャラメルといった斬新な素材の組み合わせが楽しめるアイスクリームを提供してきました。

今回のフォアグラ入りアイスクリームは、店内販売のみで提供され、1人1つのみの限定。しかし、フォアグラといえばガチョウに大量にエサを与えることで、その肝臓を人工的に脂肪で肥大させたもの。その飼育・製造方法が動物虐待に当たるとし、欧米では批判の声が広がっている食材でもあります。米国でもカルフォルニア州などで販売禁止にされていることもあり、今回のフォアグラ入りアイスクリームも、一部の人々からはあまり良い印象を持たれていないようです。

それでも同店のTwitterには「食べてみたい」という声がたくさん寄せられているので、売れ行きは悪くないかもしれませんね。