「イラッ」がチャンス!彼との愛情を深めるコツ・5選

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長く付き合っていれば彼の言動にイライラすることもありますよね。でも人と人は摩擦が起きて、それを修復できたときこそお互いを理解し、愛情を深めることができるのです。とはいえ、そのまま怒りの感情を彼にぶつけることはよくありません。今回はキャシー天野さんの著書、『愛されて幸せになる恋愛ルール』より、愛情がより深まる彼との向き合い方をご紹介します。

■1.彼に怒ってしまう理由を考える

「いらいらして仕方がないのは、自分で自分のことをしっかり把握していないのが原因です。自らのことは自分で解決しつつ、本当に必要なときに協力を求めたら、相手は喜んで協力をしてくれます。」

恋人と自分の考え方が違うと感じた時に怒りを感じることが多いのでは?彼に悪いところがあったとしても、自分が何故そこに怒りを感じるのかを理解し、その対処法が分かれば怒りの感情を持つことも減りますよ。彼もおおらかなあなたに安心感をもつことでしょう。

■2.いつも彼に合わせなくていい

「たとえば、男性がいつも遅れる人だとしましょう。ずぼらな男性があまり好きではなければ、いずれその関係で、もめごとは多くなります。(中略)自分がなぜ遅れるのがそんなに嫌なのか考えてみます。その女性が本当に求めていることが、時間を大事にしたいということであれば、自分で時間を大事にしていってよいのです。」

待たせられるのは苦手だと彼に伝えた上で、自分で考えた対処法を彼に伝えます。カフェに入ってゆっくりお茶をしても、近くのデパートに買い物に行ってしまってもいいし、20分以上は待ちたくないと思えば帰ればいいのです。我慢して待ち続けても彼があなたに甘えるだけ。怒ったところで、彼が逆ギレをするかもしれません。

彼には彼の、あなたにはあなたの価値観があります。それを曲げてまで彼に合わせなくても大丈夫。細かい事で考え方が違っていても、対処法さえ話し合っておけばいいだけですよ。

■3.自分の価値観を相手に押し付けない

「女性は、怒ってはいけないと思うけれど、実際はそうではないのです。怒っている本当の原因を相手に押し付けていることが問題なのです。」

「ただ愚痴を言いたいだけなのに、彼が最後まで聞いてくれない」から女性が怒る、ということがありますね。でもあなたが言いたいのは仕事や人間関係の愚痴なのですから、そこに彼と喧嘩をする原因はありません。こんなことで喧嘩をするのは無意味ですよね。

ですから、「今から愚痴が言いたいの。ただ話を聞いて『それは大変だったね』って言ってくれる?」と最初にお願いをしてから話し始めると彼も余計なことを言って更にあなたをイラ立たせたりはしません。目的と、求めていることを先に話すと彼も理解しやすく、希望を聞いて貰いやすいですよ。

■4.自分を徹底的に大切にする

「自分で自分を大事にできる人は、おのずと相手も自分を大事にしてくれるようになります。(中略)つまり、自分を大事にしていないと、自分がどうなればいいのかわからないまま、常にまわりに求めてしまいます。」

あなた以上にあなたの気持ちを分かる人はいないのですから、あなたがあなた自身を一番大切にしてあげましょう。自分を大切にしていると、どういう状況が不快に感じるのか分かるようになります。ですからステップ3のように先回りして彼にお願いをしたり、彼に全てを求めるのではなく、女友達や家族に求めたりすることも出来るようになりますよ。

■5.我慢するより状況をコントロールする

「犠牲になる・我慢をすることと、自分の状況をコントロールすることはまったく対極にあります。」

恋人同士であるあなたと彼は、対等であるべきですよね。ですから、あなたが一方的に我慢をし、恋愛の犠牲になる必要はありません。だからといって、彼にあなたの要求を突きつけることはあなたの代わりに彼に我慢をしろと言っているようなものです。でも心がけ次第でいつでもできることがひとつあります。それは、あなたが自分の状況をコントロールすることです。これまでのステップを理解したあなたには出来ることですよね。あなたは自分を良く知っていて、自分の価値観を持ち、自分を大切にできる人です。ある程度の悩みや問題は彼の力を借りずとも解決できるし、彼の良くないところも見逃すことができる心を持っています。そんなあなたが、どうしてもこのままではうまくいかない、彼は間違っていると感じたときには勇気を出して、本気で怒ってみましょう。彼はきっとあなたの話に耳を傾けてくれるはずです。

■おわり

自分で分からない気持ちを察してくれて、いつもあなたを居心地良くしてくれる人はいないのですから、怒る前に彼に求めすぎていないか、自分を振り返る癖を作ってみて下さいね。ちょっとやそっとのことじゃ怒らない、不快なことは素直に教えてくれるあなたに彼も居心地の良さや安心を感じ、二人の愛情が深まっていくのです。

参考文献:キャシー天野著、『愛されて幸せになる恋愛ルール』グラフ社

(水月紗綾/ハウコレ)