本日のコラムは、「3Dプリンターの新しい利用シーン」から「利用シーンと商品を連動させて効果的なプロモーションの方法」を考察してみたいと思います。このコラムにより、「ウチの商品も、こういう工夫をしたら効果的なプロモーションができるのでは?」と新しい戦略のきっかけになれば幸いです。

こんにちは!WEBを活用した営業戦略コンサルタントの荻野永策です。

このコラムの内容

1:参考記事紹介
2:3Dプリンターの新しい市場、ポイントは利用シーン
3:3Dプリンターで商品連鎖と効果的なプロモーション

参考記事紹介

2013年2月15日発行の日経MJの16面に掲載された記事をご紹介しよう。
記事タイトル:「子育ての思い出 立体保存」

-----記事概要-----

・子育ての思い出を立体で保存できるサービスが今年に入って急速に増加している
・3Dプリンターの普及を背景に、子育ての思い出を残したい顧客を中心に新しい「市場」が形成されつつある
・東京都にある産婦人科「広尾レディース」では、通常の検診で利用する超音波検査装置(エコー)の画像データ(妊婦のおなかにいる胎児の画像データ)を基に胎児の顔部分を3D化するサービスを提供
・「広尾レディース」によれば、「一生の記念にと何度も撮影に訪れる人もいるだけに、立体模型へのニーズは高いと思う」と話す
・さらに、子供が書いた絵からフィギュアを創り出すサービス「クレヨンクリーチャーズ」というサービスもある
・スペインのデザイナーが立ち上げたサービスだが日本人からのオーダーもすでにあるという。
・子育て中の親にとって子供の表情も作品も一生の思い出。より鮮明な立体模型は今後大きなニーズを創り出す可能性がある

-----ここまで-----

3Dプリンターの新しい市場、ポイントは利用シーン

記事によると、3Dプリンターが子育て市場で成長を始めたようである。思い出を「立体模型にする」という利用シーンの提案が新しい市場を創り出しているといえる。

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