そんなに簡単に成功なんてするかよ

ぼくは23冊目の「調達・購買の教科書」( http://goo.gl/lR6Ka )を出しました。ありがたいことに、セミナー依頼がすぐに届きました。

いま、セミナーを開きたいひとがたくさんいます。


セミナー会社には一日20通ほどの履歴書が届くそうです。それほど「講師になりたい!」ひとがたくさんいるんですね。


しかし、セミナー会社から呼ばれて講師をできるひとはそんなたくさんいません。それで、多くは自主開催します。この場合、バックエンド商品を売りたいのか、それとも講義自体で稼ぎたいのか。その形態は問いません。


なんにせよ、セミナーを自主開催します。


そうすると、どうなるか。ほとんどの場合、人なんて集まりません。


繰り返します。人なんて集まりません。「セミナーを開いて大儲け」なんて語る講師がいうほどたやすくはないのです。


だって、あなたの話なんて、誰も聞きたくないからです。これも繰り返します。残酷な真実ですが、あなたの話なんて、誰も聞きたくないからです。


いや、セミナーを開く価値は、この残酷な真実に気づくことにあるくらいです。


と、この残酷な真実に気づくと、つい「自分なんてダメだ」「結局、俺の人生は中途半端なんだ」とか。そう思ってしまいます。


しかし、それでも続ける必要があります。テーマを何度も、繰り返します。セミナーを繰り返します。むしろ、その根性がなかったら、最初からやらなければよいほどです。


最低でも、1〜2年は試行錯誤せねばなりません。それって、ほんとうにキビしいです。一人とか、二人の前で6時間くらい話す講義もあります。少人数の前で講義は、話している側もつらい。でも、それで止めたら終わりです。最初は誰だってキビしい。


セミナー講師として稼ぐためには時間がかかります。これが甘い言葉を排除した、私の率直な感想です。集客なんて楽勝だよ、というひとは、疑ったほうが良い。そう思います。


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