本日のコラムは、「新しいネットショップの形」について、日経MJの1月4日号に掲載された「どこでもストア、お客のそばへ」の記事を例に考えてみます。このコラムにより、「ウチのお店も、こういう風な売り方をすれば、差別化になるのでは?」と、小売業界の新しい活路のヒントになれば幸いです。

こんにちは!WEBを活用した営業戦略コンサルタントの荻野永策です。

この記事の内容

1:参考記事のご紹介
2:新しいネットショップの形
3:来店型でも移動型でも商売可能
4:仕入れ先は無数。普段手に入らないものまでリアルで購入可能に
5:リピート購入の仕掛けも準備して売上拡大
6:これからの小売業の1つの形ではないか?

参考記事

参考記事:日経MJ 1月4日 1面
記事タイトル:どこでもストア お客のそばへ

----記事の要約----

2012年、東京のとある駐車場には、ちょっと変わったお店がある。大漁旗を敷いた机の上には、iPad。なじみの客が、「今日、何かはいってる?」とiPadを覗き込む。

お店を運営するのは、吉川仁氏。iPadは、北海道小樽市の川嶋鮮魚店とテレビ電話でつながっていて、iPadの画面越しに顧客は商品の説明を受ける。当然、価格交渉も可能。まるで本当に小樽のお店にいるような臨場感。

吉川氏は、客と鮮魚店の会話を聞き、注文が確定したら、別なiPadで伝票をその場で作成。客から住所などを聞き出し、料金の支払い後、注文が確定。注文内容はメールで小樽のお店に届き、翌日配送される。吉川氏は15%を手数料として受け取る。

---ここまで---

新しいネットショップの形

この記事で紹介されているお店は、リアルのお店のようで、ネットのお店という、まさに融合された状態である。リアル店舗の良さ(対面販売)と、ネットの良さ(特産品がどこでも手に入る)をうまく融合し、現地でしか購入できないものを全国で販売することが可能になる。

これだけではない。下記のような特長を持っている。

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