今日は、「ウケる」「価値のある」「拡がる」企画かどうかを判断するための重要ポイントを、そして、そうした企画に仕上げるための工夫を、Facebookで人気を集めたブログ記事から考えてみます。

アマゾン社では、新サービスを考えるときに最初にする作業は、コンセプトドラフトとかじゃなく、プレスリリースだそうだ。

こんなブログ記事が先週公開されました。東急ハンズの長谷川さんのブログの記事で、おもしろいなと思って調べてみると、Facebookで970以上の「いいね!」を集めていました。

実際にアマゾンでどうやっているかは知りませんが、確かに理に適っています。

プレスリリースを(ちゃんと)書くならば、最大の特徴を示すタイトル、要点を簡潔にまとめたサマリ、背景や具体的なポイントを説明する本文、開始時期、価格と、企画に必要な要素が浮かび上がります。

また、そうして作ったリリースがメディアやブログで取り上げられるかも想像できるようになります。筆者の長谷川氏が「"私も、何か、サービスを考える際に『これは、ヤフーニュースにのるのか?』と自問している"」と書いているようなポイントですね。いろんなしがらみや前提条件はさておき、その企画の受け手がどう感じるか、どう捉えるかがを想像しやすくなりますからね。

イマドキ、どれだけ良い製品やサービスでも、ただ作るだけではダメで、いかに人々の共感を呼んで情報を広げてもらえるかが、「企画の成功」へのポイントとなります。

プレスリリースというのは、そうした流れを生めるかどうかを判断しやすいドキュメントであり、また情報の伝達経路のなかでもポイントとなるところなのですね。

Web担のようなメディアが記事を作るときという小さな単位で考えると、「記事タイトル」がこれに相当するでしょうか。


続きはこちら