【90後の上海っ子】日本のアイドル系ドラマは段々後退?
サーチナ総合研究所(上海サーチナ)の中国現地モニターの中から協力者を募り、インタビューを行なっていく企画。今回は、1991年上海生まれ、20歳の楊さん。現在は上海の某大学で新聞学(報道・ジャーナリズム)を勉強中。ネット、ドライブ、キャンプにカラオケと趣味も多彩な、いまどきの上海っ子の日常や考えとは?
<趣味のカラオケと、日韓ポップミュージック>
――(自己紹介資料に書いてある)K歌っていうのは、カラオケってこと?
楊 KTVの略称がK歌なんですよ。
――普段歌うのは? 英語の歌とか?
楊 うーん、英語の歌とか、中国語の歌も歌います。日本の歌はそんなに好きじゃないんです。まあ良くはないですね。聴くのはいいけど、歌うのはちょっと。
――聴いた感じはどうなんですか?
楊 日本の女の子の感じで言うと「カワイイ」って感じかな。だけど、なんて言うかちっとも自分の気持ちがないっていうか。特別好きっていうのはでなくて。わたしは比較的ヨーロッパの女性が好きですね。それから韓国人の女の子みたいな、割と刺激的なやつ。
――韓国の女の子って刺激的なんでしょうか。
楊 すごい刺激的です。彼女たちは怒ると割にじゃじゃ馬なんですよ、本当に。
―ーじゃ、中国とかはどうでしょう。
楊 台湾でしょうか。
――あぁ、同僚がすごくJAYを好きだっていうんですよ。周なんとか。
楊 周傑倫(ジェイ・チョウ)……わたしはあんまり好きじゃないですね。
――では日本の歌手については何かご存知ですか?
楊 日本の歌手かぁ。そんなに知らないですね。わたしは割と日本のドラマが好きなんですけど、最近の日本のアイドル系ドラマは段々後退している感じですし。基本的には優酷(Youku)とか土豆(Tudou)なんかでも全然出てこないですよね。最近の新しいドラマは質もよくないし、昔の日本のドラマみたいな感じはもうないですよね。
――ネットなんかで歌手の映画みたいなものも見るんですね?
楊 MV(ミュージックビデオ)、見たことは何回かありますね、TOP10とかですけど。CDを買わずにMP3で直接聞いたり、MVを見たり……それはもうとっくの昔ですね。そう、もう小学生以来買ったことないです。私の欲しいものはみんなお父さんがくれるから。
(聞き手・編集:前田直人・サーチナ総合研究所)