BDZ-750W


7月24日のアナログ停波に向けて、これから地デジ対応テレビを購入しようとしている人もいることだろう。しかし、地デジ化が必要なのはテレビだけではないことを覚えておきたい。録画機器も地デジ対応が必要になるのだ。すでにDVDHDDレコーダーを持っている人でも、古いものでは地デジチューナーを搭載していないものもあるので注意したい。ここでは、これから地デジ対応レコーダーを購入したい人に、現在のレコーダーを選択するポイントを紹介しよう。


■ブルーレイレコーダーかDVDレコーダーか?
大雑把に言って現在のビデオレコーダーはブルーレイドライブ搭載レコーダーとDVDドライブ搭載レコーダーに分かれるが、主流は完全にブルーレイであり、ブルーレイドライブ搭載を選択するべき。よほどのことがない限りDVDタイプを選択してはいけない。また、第3勢力として、著作権保護機能を搭載したリムーバブルHDDドライブ「iVDR」に対応したレコーダー「VDR-R2000」がマクセルから登場している。ブルーレイビデオを見られなくていいのであれば、これもいい選択肢だ。

■ダブルチューナーって何だ?
現在のレコーダーではダブルチューナーを搭載したものが主流だ。これはテレビチューナーを2つ搭載しているというもので、同時に2つの番組を録画することができる。何か番組を録画しているときでも、他のチャンネルを見ることができるので便利だ。シングルチューナー搭載機はダブルチューナー搭載機よりも価格は安いが、使い勝手が落ちるので、あまりオススメではない。

■必要なハードディスク容量は?
ハードディスク容量はどれだけの長さの録画を記録できるか?に影響してくるので重要なファクターだ。現在のレコーダーは長時間録画機能を搭載しているのが普通なので、一般ユーザーであれば、あまり大容量のドライブは必要ではないだろう。500GB程度の容量があれば十分実用的に使える。2TBドライブ搭載機などは普通のユーザーが普通に使うにはオーバースペックに過ぎる。

■いっそ録画機能搭載テレビという手も
いくつか条件をあげてきたが、現時点でこれらの条件をクリアするレコーダーにはたとえば、ソニーのBDZ-AT700、BDZ-AT750W、パナソニックのブルーレイディーガBWT500、シャープのBD-HDW75などがある。また、これから地デジ対応テレビを購入するという人であれば、いっそ録画機能搭載テレビという選択も、省スペース的にもアリだろう。


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一条真人 @ichijomasahito  [digi2(デジ通)]

digi2は「デジタル通」の略です。現在のデジタル機器は使いこなしが難しくなっています。
皆さんがデジタル機器の「通」に近づくための情報を、皆さんよりすこし通な執筆陣が提供します。








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