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朝日新聞社が18日に、有料電子版サービス「朝日新聞デジタル」を開始した。これは朝日新聞のニュースやコラムがパソコンのほかiPadやAndroid端末で購読できるというものだ。朝日新聞は減少する発行部数の中、今回のサービスを紙とデジタルの相互効果を狙っている。
しかし、この有料サービスには懐疑的な声も多く聞こえる。

■月額3800円という価格設定
朝日新聞では、紙の購読料を月額3925円に設定している。今回デジタル版のみを購読するユーザーは月額3800円、紙をすでに定期購読している場合は月額1000円で利用することができる。
しかし、ただでさえ部数が減少している中、紙とほぼ同額での電子サービス。これは朝日新聞の強気な姿勢なのだろうか?

■デジタルならではのコンテンツ
デジタル版では紙と同じ記事のほか、オリジナルのコンテンツや動画を加えて配信するという。たとえば、24時間体制でのニュース配信やプロゴルファー石川遼、野球解説者江川卓などのコラム。こういったコンテンツがどれくらいユーザーに響くか興味深い。


今回のデジタル版では新聞と同じ構成で作られている。新聞をめくるようにスピーディーに記事を読めることが特徴だ。一部で高すぎるといわれている金額設定だが、それが気にならないような魅力的なコンテンツを配信してもらうことを期待したい。




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