「スター社員の仕事術」〜時間の使い方の習慣を変える〜/今野 誠一
大事なことを優先的にスケジュールに入れていく分、時間が増えてくれるわけではありません。他のことを時間短縮でやるか、やっていることの何かをやめないと睡眠時間を削るしかなくなります。今回は、時間の使い方についてお話します。
■□■ 完璧主義をやめる(時間を決めて仕事をする) ■□■
仕事に時間がかかりすぎている人が陥っている罠に「完璧主義」ということがあります。
若手社員ほどそうですが、たいがい一人で自己完結はせず、自分が作った原案で先輩社員や上司に見てもらったり、ディスカッションすることを通じて磨き上げるというプロセスを踏むのが一般的だと思います。
先輩や上司によく見られたい、評価されたいという気持ちが強すぎると、たたき台でしかない原案の完成度にこだわりすぎてしまうわけです。
例えば、1時間でそのことを考えようと決めた場合に、時間内に70点のできになったとします。後30分かければ100点になるのであれば、延長して取り組めばいいのですが、30分長く取り組んでも80点にしかならないのであれば、70点でいいから先輩や上司の力を借りて、追加の30分は他の課題のために使うほうがいいかもしれません。
100点満点を狙おうと思うと、いくら時間があっても足りません。
時間を切って、その範囲でものごとを進める癖をつけなくてはなりません。
マングローブでは、全部の会議室に「キッチンタイマー」が備えてあり、時間を区切って会議や作業をする習慣をつけています。
「この時間内で可能な限り完成度を上げよう」という感覚を持ち、本当に時間で終わらせることによって、話し合いや作業の密度が高まるだけでなく、完璧主義の呪縛から逃れる習慣をつけることにつながります。
■□■ すぐできることを「行動に移す」癖をつける ■□■
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■□■ 完璧主義をやめる(時間を決めて仕事をする) ■□■
仕事に時間がかかりすぎている人が陥っている罠に「完璧主義」ということがあります。
若手社員ほどそうですが、たいがい一人で自己完結はせず、自分が作った原案で先輩社員や上司に見てもらったり、ディスカッションすることを通じて磨き上げるというプロセスを踏むのが一般的だと思います。
先輩や上司によく見られたい、評価されたいという気持ちが強すぎると、たたき台でしかない原案の完成度にこだわりすぎてしまうわけです。
例えば、1時間でそのことを考えようと決めた場合に、時間内に70点のできになったとします。後30分かければ100点になるのであれば、延長して取り組めばいいのですが、30分長く取り組んでも80点にしかならないのであれば、70点でいいから先輩や上司の力を借りて、追加の30分は他の課題のために使うほうがいいかもしれません。
100点満点を狙おうと思うと、いくら時間があっても足りません。
時間を切って、その範囲でものごとを進める癖をつけなくてはなりません。
「この時間内で可能な限り完成度を上げよう」という感覚を持ち、本当に時間で終わらせることによって、話し合いや作業の密度が高まるだけでなく、完璧主義の呪縛から逃れる習慣をつけることにつながります。
■□■ すぐできることを「行動に移す」癖をつける ■□■
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