昼寝の天才たちが集まった…スペインでお昼寝(シエスタ)の大会が開催
スペインにはシエスタと呼ばれる、伝統的な昼寝の習慣があることで有名ですが、そんなスペインも現代的な生活に変わりつつあるようで、だんだん人々は忙しく、お昼寝をする人口も減ってきていると言います。
そんなお昼寝の伝統を復活させようと、シエスタの大会が催されました。
9日間に渡るこのコンテストには360人が参加し、昼寝自慢の猛者たちが、ここぞとばかりに睡眠をとり始めました。
与えられた時間は20分で、そのうち一番長く快眠した人が優勝するというもの。
マドリードの混雑するショッピングセンターに敷かれたソファに寝るのですが、実際に寝ているのかどうかは鼓動をモニターすることで確認します。
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評価基準はいかに早く眠りについたか、いびきの音はどのくらいうるさかったか、そして変わった体位での寝方なども考慮されます。
優勝したペドロ・ソリア・ロペスさん(62歳)はなんと20分のうち17分も眠っており、まぶたは40回もひくひくさせ、いびきの音量は普段の話し声のレベルと同じ70デシベルに達したそうです。
その努力(?)の結果、優勝賞金1000ユーロ(約11万円)を手にしました。
なかなか寝付けない人も多い世の中、こんなうるさい人ごみの中で即座に眠れるというのは、特技と言えるのでしょう。こうしてお昼寝パワーを見せつけるとすれば、やはりスペイン人が一番かもしれませんね。
お昼寝文化、日本にも普及しないものでしょうか。
Ecuadorean man snores his way to siesta supremacy
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