南アフリカで開催されているワールドカップ(W杯)も残すところあとわずか。優勝候補に名を連ねていたサッカー王国ブラジルと、名物監督マラドーナが率いるアルゼンチンがベスト4進出を逃す波紋が起き、天才メッシもノーゴールのままワールドカップの舞台から姿を消した。

 韓国では、3日に行われたアルゼンチン−ドイツ戦が26.5%という高視聴率を記録するなど注目を集め、アルゼンチンの4失点について、マラドーナ監督の戦術を問題視するメディアが複数みられた。その一方で、ブラジルとアルゼンチン両チームの敗退要因は「夜の生活の乱れ」にあるとの見方を示すメディアもある。

 W杯開幕前、アルゼンチンは大会期間中は選手たちの飲酒やパートナーとの性行為を認める「リラックスモード」を宣言した。ブラジルのドゥンガ監督も「自己責任で好きなことをすれば良い」とし、過度な管理は良くないとの考えを示した。

 韓国メディアは「リラックスモード」に注目、メッシのような世界的スターを有するアルゼンチンが敗退したことについて、「サッカーファンからは、敗退の一大要因はセックスにあるとの指摘があがっている」と報じた。W杯期間中に性行為を容認した方針こそ、南米の強豪ブラジルとアルゼンチンを敗退に追い込んだと指摘した。

 また、アルゼンチンの守備については「ドイツの速攻にお手上げ状態だった」と批判。ドイツの攻撃陣を止められないシーンが頻繁にあったと指摘、「個人技ではドイツを上回っていたが、試合前夜の性行為のせいか選手たちはヘトヘトだった」とし、体力の低下が敗退の要因であったと報じた。(編集担当:金志秀)



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