“実現しないかも…”と思われていた、WBC世界フライ級チャンピオン・内藤大助と、元WBAライトフライ級チャンピオン・亀田興毅の一戦が決定した。

 
過去、内藤のことを興毅が無礼にもゴキブリ扱いしたり、記憶に新しいところでは、内藤と興毅の弟・大毅との確執などがあり、両者が交わることはないと考えられてきた。ところが急転直下で試合が決定、しかもWBCフライ級のタイトルを賭けたタイトルマッチとして行われるのである。当然、話題ももりあがってきた。


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が、この両者の対決となれば、再び、亀田批判の声があがりそう。「内藤、オレをよく研究しろ!」と興毅が吠えたことで、ブロガーたちからも、さっそくブーイングが巻き起こっている。


    ・年上を呼びすてにするな。せめて“内藤選手”、だろ!?
    ・気になるから観ちゃうけどほんと腹が立つ。それで視聴率って言われてもな…。
    ・アホの亀田がまた出てきたか。内藤、コテンパンにやっつけて!


基本的にはバッシングが多いが、一方で、興毅を擁護する声もある。


    ・おとなしい亀田なんて観たくないじゃん。
    ・なんだかんだ言っても亀田効果でボクシングが盛り上がっているのは事実。
    ・プロスポーツ選手なんだから、ビッグマウス上等だよ。亀田が勝つ!


また、今回の挑発コメントに関して、冷静な分析をしている筋もある。


    ・単に相手を見下したこれまでのコメントとは違って、成長がうかがえる。
    ・批判覚悟でちゃんと自身のキャラを理解したうえで吠えている。今回は問題ないでしょ。
    ・K-1とかでも普通にあるレベルだよ。試合が盛り上がってイイ。


さらに、亀田陣営とセットで批判されるTBSへのコメントも書き込まれていた。


    ・“まもなくゴング!”なんてテロップ出してから1時間以上ひっぱるとか、もうやめてほしい。
    ・亀田寄りの解説とか聞いてて寒気がするよ。また、あんな感じにならなきゃいいけど。


タイトル奪取後、連勝街道を突き進む内藤だが、やはり気になるのはボクサーとしての年齢だ。現在35歳の内藤は、日本人選手における世界王座の最年長防衛記録を更新中。すなわち、前人未踏の戦いをしていることになる。一方の興毅は現在22歳。20戦全勝を記録し、世界戦の経験も積んでいる。


この試合、どちらが勝つのか本当にわからないという意味で、またこれまでの因縁も含めて、とてもおもしろそうなカードだ。

リング内外での品性のない行為で、せっかくの試合が台無しにならないことを祈りたい。



(イノウエアキオ)



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