歴史上の世界最高の環境先進都市は『日本の江戸』である!

歴史上の世界最高の環境先進都市はどこか?

それは、『日本の江戸』だと私は思っている。

江戸は、農業を中心とした循環型社会の理想系だ。

農業手法は農薬や化学肥料に依存した現代型の農法ではなく、
無農薬無化学肥料の自然農法。

人間の便や家畜の糞尿は肥溜(こえだめ)で自然発酵されて、
再び、田畑の肥料として有効利用されていた。

自然農法により田畑で育った野菜たちは収穫されて、
再び、人間に食されて、肉体を作ってくれる。

そして、肉体を作る時に出来る残渣物が便となり、
肥溜(こえだめ)で自然発酵されて、
再び、田畑に返されていた。

  まさに、完璧なリサイクル!

一方、米作りの場合、稲を収穫した後、稲ワラは捨てずに、
雨合羽にしたり、三度傘にしたり、草履にしたり、
さらには、茅葺家の屋根等に活用していた。

  まさに、リサイクルのお手本!

酒・醤油・みりんは、すべて一升瓶を使っていた。
言葉は悪いが、使い回し。

タンスなどは、結婚時に、母から娘へ、そして、孫へと継承されて、
代々、使われ続けていたと言う。

  まさに、リユースの典型!

みんなが「もったいない」と思う心を持ち、
物を大事にして、自然の恵みに感謝して、
自然と共に共生していた。

当時では世界NO1の100万人を超える人口を抱えていた江戸だったが、
全く環境汚染されておらず、奇跡的であったとさえ言われている。

  江戸は、歴史上の世界最高の環境先進都市!

本来、日本人はこういったDNAを潜在的に持っているはず。

今はどうしても、
「環境意識はヨーロッパの方が進んでいて、日本が大幅に遅れている」
と言われてしまうが、
本来、日本人のDNAには、環境意識が根付いているはず。

今、私たち1人1人がそのDNAを呼び覚ますべき時だと思う。

世界最高の環境先進都市「江戸」を生んだ日本民族は、
“世界に誇れる環境先進民族!”


続きはこちら