「傷が深ければ死ぬ可能性あった」殺人未遂などに問われた元保育士の裁判 園児の首の傷について医師ら出廷し証言
鹿児島市の認定こども園でおととし、園児の首を切りつけ、殺害しようとした罪などに問われている元保育士の女の裁判です。きょう22日は医師が出廷し「首の傷があと少し深ければ死ぬ危険性があった」と証言しました。
殺人未遂と傷害の罪に問われているのは、元保育士で南九州市の無職・笹山なつき被告(23)です。
男の子の首をカッターナイフで切りつけ起訴状などによりますと、笹山被告はおととし6月、保育士として勤務していた鹿児島市の認定こども園で、当時2歳の男の子の首をカッターナイフで切りつけて、殺害しようとしたなどとされています。
初公判で笹山被告は「殺意はありませんでした」と述べ、殺人未遂の罪について否認しています。
もう少し傷が深ければ死ぬ可能性きょう22日は検察側と弁護側、それぞれの証人として、法医学が専門の医師2人が出廷。
検察は男の子の首の傷について「長さ8センチ、深さ5.8ミリだった」と指摘していて、きょう22日、検察側の医師は「あと少し傷が深ければ、頸動脈を傷つけて、数分で死ぬ可能性があった」と証言しました。
また、弁護側が「手の震えなどで大きく切れた」と主張したことに対し、「傷口が真っすぐで深さも一定。手の震えは想定できない」との見解を示しました。
不可能ではないが難しい一方、弁護側の医師は「刃先は5~6ミリしかなく、頸動脈を切るのは不可能ではないが難しい」などと主張しました。
裁判はあす23日も開かれ、今月30日に被告人質問、来月16日に判決が言い渡される予定です。
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