ロープの外から見た憧れの舞台 桑木志帆がリビエラで示した成長「朝から冷静だった」
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同順位には古江彩佳、吉田優利も名を連ねるなか、日本ツアーを主戦場とする選手として意地を見せた形だ。国内ツアー「Sky RKBレディスクラシック」で約1年半ぶりの優勝を果たすと、続く試合でも4位に入るなど好調を維持したまま海を渡ってきた。 昨年の全米女子オープンは56位。その結果に悔しさをにじませ、リベンジを期して臨む今大会だが、何より楽しみにしていたのがリビエラCCでプレーすることだった。 2024年にロサンゼルスで合宿を行った際、米国男子ツアー「ジェネシス招待」を観戦。ロープの外から世界のトッププロたちのプレーを見つめ、「いつかこのコースで回りたい」という思いを抱いた。その憧れの舞台に立つことが、大きなモチベーションになっていた。 そして迎えたリビエラでの戦い。昨年大会では「雰囲気にのまれていた」と振り返るように、海外メジャーの独特な空気に対応しきれず、本来のプレーを発揮できなかった悔しさがあった。 その後、「KPMG全米女子プロ選手権」、「AIG女子オープン」(全英)と海外メジャーを経験。「今日は朝から冷静で、日本でやっているような感覚でプレーできた」と話したように、一年前との違いを実感しながらのラウンドとなった。 とはいえ、「ワクワクと不安」が入り混じった10番のスタートホールでは苦しいスタートとなった。307ヤードと短いパー4だけに刻みを選択したものの、想定以上に飛距離が出てバンカーへ。結果はボギースタートとなった。 ただ、ここから悪い流れを断ち切る強さを見せた。続く11番パー5ですぐにバウンスバック。その後もバーディとボギーが交互に訪れるような展開が続いたが、「アンダーで回りたいと思い、一生懸命パーを取ろう」と粘り強くプレーした。4バーディ・3ボギーでまとめ、アンダーパーで初日を終えた。 練習日には世界ランキング1位のネリー・コルダ(米国)とのラウンドも実現した。憧れだったリビエラでの戦いは、まだ初日を終えたばかり。それでも桑木にとっては、すでに濃密な時間となっている。(文・齊藤啓介)
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