中身がギチギチにつまった冷蔵庫には、賞味期限ぎれのものが隠れているかも。ここでは、食材のムダをなくす冷蔵庫収納のテクニックを紹介します。ESSE読者宅の冷蔵室を使いやすく変身させてくれたのは、料理研究家の島本美由紀さん。チルド室保存が向いている食材も教えてくれました。

8つの収納ルールで「冷蔵室」がすっきり

常温保存ができる食材がつめ込まれていた冷蔵室。食材を整理し、用途別に定位置を決めたら、家族みんなが使いやすい冷蔵庫に生まれ変わりました。

【写真】すっきりした冷蔵室の中身

●1:冷蔵室全体も用途別にグループ分け

調味料はドアポケット、ごはん用食材は棚の下段など、よく使うものはざっくり置き場所を決めておくと出し入れがラク。

「住所が決まればリバウンドせず、キレイが続きます」

●2:卵の収納は冷蔵室の棚が長もちしやすい

ドアポケットでもOKですが、振動や温度変化の少ない棚での保存がおすすめ。

「振動で中の黄身が割れると雑菌が繁殖しやすくなります。パックは逆側をカットするとあきっぱなしになりません」

●3:セット収納で迷子を防止&家族も使いやすく

朝食セットやおやつなど、使うタイミングや種類が同じものをケースにセット。

「取り出しやすくなり、保存場所を決めれば家族も使いやすい冷蔵庫に」

●4:収納ケースは余裕のあるサイズを選んで

ケースはストックするときのことを考えてサイズを選択。

「買いたしたときに収納しきれないと、保存場所が分かれ、ロスや重複買いの原因に」

●5:調味料は開封したら日付をメモする

大事なのは賞味期限ではなく開封日。

「調味料は開封後2〜3か月を目安に使いきりたいので、いつあけたか忘れないようメモしておいて」

●6:使いかけの小袋はクリップではさんで保存

使いかけの袋ものは、ドアポケットにクリップではさんで、迷子になるのを防止。

「目につく場所に置くことで、使い忘れによる食品ロスを防ぎます」

●7:マヨネーズ&ケチャップの保存はペットボトルを再利用

倒れやすい調味料はカットしたペットボトルに収納。

「切り口にマスキングテープをはって。ちなみに、水分が分離しやすいケチャップは、使用時に水が出るのを防ぐため、逆さ保存はNG」

●8:冷蔵庫以外の保存場所を確保

パッケージ記載の保存方法を確認せず、なんとなく冷蔵庫に入れておくのはNG。

「保存場所をきちんと確保しておかないと、とりあえず冷蔵庫に入れてしまいがちなので注意」

意外と知らない「チルド室保存」がおすすめの食品

これでロス削減! 野菜を長もちさせるひと手間を紹介します。保存はチルド室へ。

●ブロッコリー

野菜室だと変色しやすいので、ポリ袋に入れてチルド室へ。チルド室に入らないときは、冷蔵室の下段で保存を。

●モヤシ

低温を好むモヤシは、野菜室よりもチルド室がおすすめ。袋に1か所穴をあけておくと、さらに長もち。

●ショウガ&ニンニク

ニンニクはペーパータオルに包んでポリ袋に。ショウガは濡らしたペーパータオルの上からラップで包むと、風味が長もち。