推しの湯なら「水上温泉郷」で決まり! 温泉旅行は好きだけど、定番観光地の混雑に少し疲れた……。そんな大人たちに、ちょっと耳よりなニュース。旅行情報サイト「BIGLOBE旅行」が発表した「2025温泉トレンド予測」で注目を集めているのが、『ちょいズラし穴場温泉』というキーワード。人気温泉地から少し離れた場所にある、本格的で自然豊かな温泉地のことで、これが今、じわりと人気の兆し。なかでも、おとなの週末Web編集部が注目しているのが、群馬県「水上温泉郷」。実際に現地を訪れ、生の魅力をお届けしましょう!

感動するほど迫力ある「一ノ倉沢」の景観! 電動アシスト付き自転車でも行ける

水上温泉郷の大自然の象徴、「谷川岳」エリア 。エリア内でも迫力ある景観を見せるのが「 一ノ倉沢」。レンタルの電動アシスト付き自転車でも気軽に行ける

手短な表現で言い表せないほど、「水上温泉郷」の魅力は深い。だが、「都会に近い大自然」は全国的にも珍しく、最大の特色といえる。なにせ、都心から新幹線でわずか約1時間半で(クルマなら約2時間で)、雄大な大自然を目の前で感じることができるから! 

その大自然の象徴が「谷川岳」エリアだ。標高1977mの谷川岳周辺には、谷川岳ロープウェイや天神峠ペアリフト、風のハンモックなどアクティビティが数多くあるが、感動するほどの迫力ある景観が「一ノ倉沢」。

上が一ノ倉沢の画像だが、ハイキング感覚で1時間ほど歩いた先に広がるこの光景を見た瞬間……感動しかないッ!! まさに雄大な自然の息吹!

今回のプレスツアーでガイドをつとめていただいた俳優・田村幸士さん。水上温泉郷の自然に心奪われ、2006年にみなかみ町に部屋を購入。現在、東京との2拠点で活躍中。 水上温泉郷の大自然に精通するアウトドアマンでもある。背景は「一ノ倉沢」

「日本三大岩場」のひとつで、迫りくるような岩壁の峡谷と残雪美。ずっと眺めていたい美しさで、心が洗われる感覚。この光景を都心からわずか約1時間半で見られるなんて……と、しみじみ。

ちなみに、電動アシスト付き自転車に乗って一ノ倉沢に行くのも楽しい(レンタル料金:2000円/1.5時間)。ある程度の登り坂でも、モーターがアシストしてくれるのでグイグイ進む。驚くほど快適! 還暦過ぎの筆者でも、鳥のさえずり聞きながら気持ちよ〜く電動アシスト付き自転車で登れたので、オススメです。

「一ノ倉沢」を目指して電動アシスト付き自転車で軽快に進む! スタート地点から20分ほどで上画像のような迫力ある景観を見られる。ちなみにハイキング(徒歩)なら60分で、マイペースで歩けばこちらも楽しい!

豊かな「山の恵み」をいただける店に、自作の薪窯で焼くピザ店も!

シカやクマなどのジビエ料理、アユなどの川魚、スッポン。さらには山菜やキノコ類といった「山の恵み」をいただける 「お山の食堂 たんとくわっさい」。獲れた恵みを提供するので、メニューは店主任せ。画像はこの日のメニューの一部。 群馬県利根郡みなかみ町小日向650-1/MAIL:oyama.tanto@gmail.com(ご予約はメールでも可能)

食の楽しみがふんだんにあるのが、水上温泉郷のよさ。まずは知る人ぞ知る、だけど一度訪れたらリピートしたくなる「お山の食堂 たんとくわっさい」をご紹介。ツウも唸る、ジビエ料理の名店だ。

狩猟免許を持つご主人が、自ら山で獲った旬の食材を調理し、お客へ提供するお店。シカやクマ、イノシシなどの哺乳類から、スッポンやアユなど川に棲む生き物、山菜やキノコ類まで、いただけるのは地元の素材(※ジビエは一部県外産を使用)。

「お山の食堂 たんとくわっさい」の店内。落ち着いた空間で、普段食べられないジビエ料理をいただく。オーブンキッチンなので店主との会話も弾む
猪肉のパテ。丁寧な仕事が伝わる深い味の一品

伝統的な郷土料理に独自のアレンジを加え、刺身、煮物やグリル料理、パテなどバリエーション豊かな「山の恵み」をいただける。今回、上画像のように多彩な料理をいただいたが、どれも素材の味がしっかり。「命をいただく大切さ」が身に沁みた。

やみつきになってしまいそうなピザの名店もある。築100年以上の蚕屋をリノベーションした「つきよの見晴らしcafeろば」は、日本の原風景的な店内で創作ピザを食べられる、という特別な時間を過ごせる。

ご主人自作の薪窯でピザを焼く様子が真近で見られ、注文してから提供されるまでが速い! 時間をうかがったら「2分で焼きます!」とのこと。(※店舗の混雑状況により提供時間は変わります)

蚕屋をリノベーションした「つきよの見晴らしcafeろば」 は、店主自作の薪窯で焼くピザが評判のお店
もう、たまりません!! このビジュアルだけで旨さが伝わる〜! 左奥はしらすのピザ(1800円)、右奥はまいたけとベーコンのピザ(1700円)。手前が「地場産夏野菜のマルゲリータ」(2000円)。いずれもふわふわ、カリカリッで素材の旨味がたっぷりで、サイコー!!

上画像の手前はこの日の特別メニュー「地場産夏野菜のマルゲリータ」(2000円)で、こちらも2分で提供されるという速さ。地元産のズッキーニやトウモロコシ、福耳トウガラシなどの素材を使い、ふんわり生地と香ばしい風味、焼き上がった野菜のジューシーさが際立つ味わい。もう、何枚でもイケますね、これは!!

水上温泉郷で最高の一杯を味わうなら「オクトワンブルーイング」。地元の農産物を使ったこだわりのクラフトビールのお店。種類豊富なビールのなかからお好みを注文すれば……このように目の前で注いでくれる!! 早く……飲みたい!
店内やお店の外でもクラフトビールを楽しめ、瓶入りも販売しているのでお土産にも最適!! 群馬県利根郡みなかみ町湯原702-2/電話0278-25-4520

筆者も大好きな、注目が高まるクラフトビール。もちろん水上温泉郷にもイチ押しのお店がある。「オクトワンブルーイング」は、水上の上質な水と澄んだ空気で作られているのが最大の特徴。

ビールの種類も豊富にあり、目の前で注ぎたての新鮮なクラフトビールを味わえば……あぁ、幸せ!! 豊かな香り、深みとフレッシュさが混在する味わいなのだけど、そういう表現の前に、まずは「うまい!!」。この言葉が似合いすぎる「オクトワンブルーイング」のビールだ。

推しの『ちょいズラし穴場温泉』は、谷川岳を肌で感じる「谷川温泉 水上山荘」

『ちょいズラし穴場温泉』として、今回宿泊させてもらった 「谷川温泉 水上山荘」の露天風呂。自然のなかでゆっくりつかれる!

大自然を満喫し、地元の美味なうるグルメに舌鼓を打ったあとは、今回の旅の主役、『ちょいズラし穴場温泉』の湯を楽しむ。

お宿は「谷川温泉 水上山荘」。日本温泉協会5つ星に認定された、和の旅館という佇まい。谷川岳の麓にある宿で、日頃の喧騒を忘れてゆっくり過ごすにはうれしい、まさに「ちょいズラし穴場」。

谷川岳の雄大な景色が目の前に広がる、絶景ロケーションも魅力。ラウンジからも客室からでも、広い露天風呂からも、迫りくる谷川岳を見られる。加えて、各部屋に付いているプライベート感覚の露天風呂からも谷川岳の絶景を堪能できるという贅沢さ。

日本温泉協会5つ星に認定された和の佇まいのなかで、ゆったり過ごせる 「谷川温泉 水上山荘」のお部屋。群馬県利根郡みなかみ町谷川556/電話0278-72-3250
「谷川温泉 水上山荘 」の眼前にはこのような景色が広がる! 奥に見えるのが谷川岳。あいにくこの日、山頂は雲に覆われていた

雄大な谷川岳を感じながら浸かれる温泉は、源泉かけ流しで、3つの自家源泉から直接引いた湯。アルカリ性単純泉のお湯は肌に優しく、すべすべした感触。

湯上がり後はカラダがほっこり、しっとり温まり、全身が整った気分。「質のいい温泉」は心も豊かにしてくれるんですね!

そして、こちらの「谷川温泉 水上山荘」。食事を楽しみにリピートするユーザーが多いという噂どおり、夕食も朝食も、丁寧に調理されたボリューム感ある一品一品がテーブルに並ぶ! お肉料理もお魚料理も、繊細な風味の品があれば、深みある味わいの一皿も。

できるだけ土地のものを提供することを心がけている……という料理長の言葉に、「地元愛」がにじみ出ており、それが絶妙な隠し味となっている気がした。

食事を楽しみにするリピーターも多いという「谷川温泉 水上山荘」 の夕食の一例。彩り鮮やかでボリューム感もある!
こちらは朝食の一例。朝も彩り豊かで、一品一品が繊細な味
朝食で出された地元産豚肉の朴葉焼き。熱々、ジューシーで美味しかったです!!

里山暮らしにスポットを当てたテーマパーク「たくみの里」で草木染体験

町全体で、昔の里山生活を体感できるのが「たくみの里」。見る、体験する、触れ合う、食べる……。いろんな楽しみがある!

最後に紹介したいのが、四季折々の里山風景と古民家の町並みに触れられる「たくみの里」。地域一帯が、里山暮らしにスポットを当てたテーマパークになっているという全国でも珍しいエリア。

里山風景を見て楽しみ、水上の風土に合った手仕事や物づくりを体験し、里の旬を味わえる……と、1日いても飽きない場所。

そして、手仕事や物づくりを体験できる場所は全27件。それぞれに「匠」がおり、匠と学びながら里の人と触れ合える。今回、27件のなかから「草木屋 染の家」で、白い手ぬぐいへの藍染めを体験した。

「たくみの里」のなかで、今回こちらの「草木屋 染の家」で 藍染め体験をした
ご主人の手ほどきを受けながら、約30分後に完成した手ぬぐいの藍染め 。こちらは筆者の作品ではなく、ほかの人の作品だけど「美しい〜」です!

「草木屋 染の家」は里山の古民家をそのまま活かしたつくりで、室内は染料の香りが漂う。

当初、「不器用な私にできるのだろうか……」と不安だったが、親切なご主人の手ほどきもあり、見事に完成! デザイン(模様)の入れ方を学ぶと同時に、歴史ある草木染めの一端を感じることができた貴重な約30分だった。

ひとつのものが出来上がるという「達成感」を味わえるのは、トシを重ねてもいいものですね!

「心ほどける温泉時間」を求めて、クルマで訪れるのもアリ!

クルマで訪ねるのもオススメしたい「水上温泉郷」。例えば、こちらのメルセデス・ベンツGLE 450d 4MATIC Sports なら、アップダウンも余裕の走りで到着できる! 谷川岳ロープウェイとのステキな一枚

ここまで、「新幹線で約1時間半で大自然を体感できる!」と水上温泉郷を案内してきたが、一方で、約2時間で到着するクルマの旅もいいと思う。例えば、上画像のメルセデス・ベンツGLE 450d 4MATIC Sportsなら、直6、3.0Lディーゼルターボ+48Vマイルドハイブリッド(ISG)の力強い走りで、快適に水上温泉郷を訪ねられる。

運転が苦手な人もスムーズに山道などのワインディングロードを操作でき、同乗者もクルマ酔いしづらい「運転モード」もあり、山間部の極上ドライブを体感できる。

旅のお宿、「谷川温泉 水上山荘」に到着したメルセデス・ベンツGLE 450d 4MATIC Sports。プライベート空間で移動できるクルマで温泉地へ行くのもいいものです!
「水上温泉郷」には日本ののどかな田園風景も広がる。そのなかを走るメルセデス・ベンツGLE 450d 4MATIC Sports 。どこを走っても「絵になる」のがメルセデスの魅力でもある

その極上ドライブは快適な乗り心地をキープしてくれる、エアマティックサスペンションの効果ということもよくわかる。道が多少荒れていても、振動を上手にいなしてくれるから。

メルセデス・ベンツらしく「走りが上質」で、なにより、デザインが存在感あり、実にカッコいい! 混雑を避けてクルマで、心ほどける温泉時間となる群馬県・水上温泉郷を訪れるのもアリですね!!

文/馬場武治