癒し求めて「ちょいズラし穴場温泉」へ 水上温泉郷で心ほどける涼しい温泉時間を過ごす

推しの湯なら「水上温泉郷」で決まり! 温泉旅行は好きだけど、定番観光地の混雑に少し疲れた……。そんな大人たちに、ちょっと耳よりなニュース。旅行情報サイト「BIGLOBE旅行」が発表した「2025温泉トレンド予測」で注目を集めているのが、『ちょいズラし穴場温泉』というキーワード。人気温泉地から少し離れた場所にある、本格的で自然豊かな温泉地のことで、これが今、じわりと人気の兆し。なかでも、おとなの週末Web編集部が注目しているのが、群馬県「水上温泉郷」。実際に現地を訪れ、生の魅力をお届けしましょう!
感動するほど迫力ある「一ノ倉沢」の景観! 電動アシスト付き自転車でも行ける

手短な表現で言い表せないほど、「水上温泉郷」の魅力は深い。だが、「都会に近い大自然」は全国的にも珍しく、最大の特色といえる。なにせ、都心から新幹線でわずか約1時間半で(クルマなら約2時間で)、雄大な大自然を目の前で感じることができるから!
その大自然の象徴が「谷川岳」エリアだ。標高1977mの谷川岳周辺には、谷川岳ロープウェイや天神峠ペアリフト、風のハンモックなどアクティビティが数多くあるが、感動するほどの迫力ある景観が「一ノ倉沢」。
上が一ノ倉沢の画像だが、ハイキング感覚で1時間ほど歩いた先に広がるこの光景を見た瞬間……感動しかないッ!! まさに雄大な自然の息吹!

「日本三大岩場」のひとつで、迫りくるような岩壁の峡谷と残雪美。ずっと眺めていたい美しさで、心が洗われる感覚。この光景を都心からわずか約1時間半で見られるなんて……と、しみじみ。
ちなみに、電動アシスト付き自転車に乗って一ノ倉沢に行くのも楽しい(レンタル料金:2000円/1.5時間)。ある程度の登り坂でも、モーターがアシストしてくれるのでグイグイ進む。驚くほど快適! 還暦過ぎの筆者でも、鳥のさえずり聞きながら気持ちよ〜く電動アシスト付き自転車で登れたので、オススメです。

豊かな「山の恵み」をいただける店に、自作の薪窯で焼くピザ店も!

食の楽しみがふんだんにあるのが、水上温泉郷のよさ。まずは知る人ぞ知る、だけど一度訪れたらリピートしたくなる「お山の食堂 たんとくわっさい」をご紹介。ツウも唸る、ジビエ料理の名店だ。
狩猟免許を持つご主人が、自ら山で獲った旬の食材を調理し、お客へ提供するお店。シカやクマ、イノシシなどの哺乳類から、スッポンやアユなど川に棲む生き物、山菜やキノコ類まで、いただけるのは地元の素材(※ジビエは一部県外産を使用)。


伝統的な郷土料理に独自のアレンジを加え、刺身、煮物やグリル料理、パテなどバリエーション豊かな「山の恵み」をいただける。今回、上画像のように多彩な料理をいただいたが、どれも素材の味がしっかり。「命をいただく大切さ」が身に沁みた。
やみつきになってしまいそうなピザの名店もある。築100年以上の蚕屋をリノベーションした「つきよの見晴らしcafeろば」は、日本の原風景的な店内で創作ピザを食べられる、という特別な時間を過ごせる。
ご主人自作の薪窯でピザを焼く様子が真近で見られ、注文してから提供されるまでが速い! 時間をうかがったら「2分で焼きます!」とのこと。(※店舗の混雑状況により提供時間は変わります)


上画像の手前はこの日の特別メニュー「地場産夏野菜のマルゲリータ」(2000円)で、こちらも2分で提供されるという速さ。地元産のズッキーニやトウモロコシ、福耳トウガラシなどの素材を使い、ふんわり生地と香ばしい風味、焼き上がった野菜のジューシーさが際立つ味わい。もう、何枚でもイケますね、これは!!


筆者も大好きな、注目が高まるクラフトビール。もちろん水上温泉郷にもイチ押しのお店がある。「オクトワンブルーイング」は、水上の上質な水と澄んだ空気で作られているのが最大の特徴。
ビールの種類も豊富にあり、目の前で注ぎたての新鮮なクラフトビールを味わえば……あぁ、幸せ!! 豊かな香り、深みとフレッシュさが混在する味わいなのだけど、そういう表現の前に、まずは「うまい!!」。この言葉が似合いすぎる「オクトワンブルーイング」のビールだ。
推しの『ちょいズラし穴場温泉』は、谷川岳を肌で感じる「谷川温泉 水上山荘」

大自然を満喫し、地元の美味なうるグルメに舌鼓を打ったあとは、今回の旅の主役、『ちょいズラし穴場温泉』の湯を楽しむ。
お宿は「谷川温泉 水上山荘」。日本温泉協会5つ星に認定された、和の旅館という佇まい。谷川岳の麓にある宿で、日頃の喧騒を忘れてゆっくり過ごすにはうれしい、まさに「ちょいズラし穴場」。
谷川岳の雄大な景色が目の前に広がる、絶景ロケーションも魅力。ラウンジからも客室からでも、広い露天風呂からも、迫りくる谷川岳を見られる。加えて、各部屋に付いているプライベート感覚の露天風呂からも谷川岳の絶景を堪能できるという贅沢さ。


雄大な谷川岳を感じながら浸かれる温泉は、源泉かけ流しで、3つの自家源泉から直接引いた湯。アルカリ性単純泉のお湯は肌に優しく、すべすべした感触。
湯上がり後はカラダがほっこり、しっとり温まり、全身が整った気分。「質のいい温泉」は心も豊かにしてくれるんですね!
そして、こちらの「谷川温泉 水上山荘」。食事を楽しみにリピートするユーザーが多いという噂どおり、夕食も朝食も、丁寧に調理されたボリューム感ある一品一品がテーブルに並ぶ! お肉料理もお魚料理も、繊細な風味の品があれば、深みある味わいの一皿も。
できるだけ土地のものを提供することを心がけている……という料理長の言葉に、「地元愛」がにじみ出ており、それが絶妙な隠し味となっている気がした。



里山暮らしにスポットを当てたテーマパーク「たくみの里」で草木染体験

最後に紹介したいのが、四季折々の里山風景と古民家の町並みに触れられる「たくみの里」。地域一帯が、里山暮らしにスポットを当てたテーマパークになっているという全国でも珍しいエリア。
里山風景を見て楽しみ、水上の風土に合った手仕事や物づくりを体験し、里の旬を味わえる……と、1日いても飽きない場所。
そして、手仕事や物づくりを体験できる場所は全27件。それぞれに「匠」がおり、匠と学びながら里の人と触れ合える。今回、27件のなかから「草木屋 染の家」で、白い手ぬぐいへの藍染めを体験した。


「草木屋 染の家」は里山の古民家をそのまま活かしたつくりで、室内は染料の香りが漂う。
当初、「不器用な私にできるのだろうか……」と不安だったが、親切なご主人の手ほどきもあり、見事に完成! デザイン(模様)の入れ方を学ぶと同時に、歴史ある草木染めの一端を感じることができた貴重な約30分だった。
ひとつのものが出来上がるという「達成感」を味わえるのは、トシを重ねてもいいものですね!
「心ほどける温泉時間」を求めて、クルマで訪れるのもアリ!

ここまで、「新幹線で約1時間半で大自然を体感できる!」と水上温泉郷を案内してきたが、一方で、約2時間で到着するクルマの旅もいいと思う。例えば、上画像のメルセデス・ベンツGLE 450d 4MATIC Sportsなら、直6、3.0Lディーゼルターボ+48Vマイルドハイブリッド(ISG)の力強い走りで、快適に水上温泉郷を訪ねられる。
運転が苦手な人もスムーズに山道などのワインディングロードを操作でき、同乗者もクルマ酔いしづらい「運転モード」もあり、山間部の極上ドライブを体感できる。


その極上ドライブは快適な乗り心地をキープしてくれる、エアマティックサスペンションの効果ということもよくわかる。道が多少荒れていても、振動を上手にいなしてくれるから。
メルセデス・ベンツらしく「走りが上質」で、なにより、デザインが存在感あり、実にカッコいい! 混雑を避けてクルマで、心ほどける温泉時間となる群馬県・水上温泉郷を訪れるのもアリですね!!


文/馬場武治
