中国陝西省北部の無定河湿地に大量の渡り鳥が飛来

  【新華社楡林11月15日】中国陝西省楡林市にある無定河湿地では最近、多くの渡り鳥が飛来し、群れをなしたナベコウやコサギ、カモなどが羽ばたいたり餌を探したりして、冬の無定河に活気を運んでいる。

 無定河湿地省級自然保護区は同市横山区北部の無定河流域に位置する。川の流域に生息する動植物の種類は豊富で、中国における渡り鳥の渡りルートの重要な中継・繁殖地の一つになっている。

 地元ではここ数年、生態環境の改善に伴い湿地面積が増加し、年間約50種類以上、数万羽の渡り鳥の姿を確認している。(記者/都紅剛)