ベンチから試合を見つめる大谷(4月2日、ロサンゼルスのドジャースタジアムで)=帖地洸平撮影

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 【ロサンゼルス=帯津智昭】米大リーグで今季、圧倒的な成績を残したドジャースの大谷翔平選手(30)の受賞ラッシュが続いている。

 大リーグ機構(MLB)は14日(日本時間15日)、ファン投票などで今季活躍した選手を選ぶ「オールMLBチーム」を発表し、大谷選手は指名打者(DH)部門でベストナインに相当する「ファーストチーム」に2年連続3度目の選出となった。

 大谷選手はこの日、最も活躍したDHに贈られる「エドガー・マルティネス賞」も4年連続4度目の受賞を果たした。

 移籍1年目の今季は2年連続の本塁打王と日本人初の打点王の2冠、さらに59盗塁で史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成。21日に発表されるナショナル・リーグ最優秀選手(MVP)の最終候補3人に入っており、エンゼルスでプレーした2021、23年のアメリカン・リーグでの選出に続き、2年連続3度目の受賞が有力視されている。