[写真]=CEV

写真拡大

 13日と14日、欧州バレーボール連盟(CEV)が開催する欧州チャンピオンズリーグ(CL)のリーグラウンド第1節が行われた。

 ヨーロッパの各国トップリーグの上位チームが集うCL。リーグラウンドはグループAからEまでの5グループ各4チームに振り分けられ、ホームアンドアウェー方式の2回総当りで争う。各組の2位チームと3位チームの最上位1チームがプレーオフに出場し、その勝者が各組の1位チームが待つ準々決勝へと駒を進めていく。

 2024―25シーズンのCLにはイタリアのセリエAから、石川祐希所属のペルージャと大塚達宣所属のミラノが参戦しており、リーグラウンドではペルージャがグループD、ミラノがグループCに分けられている。14日、両チームともにホームで迎えた初戦は、ペルージャがチェコのチェスケー・ブジェヨヴィツェ、ミラノはベルギーのルーセラーレとの対戦となった。

 初戦からスタメンに選出された石川は、第1セットから守備でチームに貢献する。第2セットは途中交代でベンチに下がる場面があったものの、相手ブロックを上手く利用したスパイクなどで得点を重ね、試合を通してチーム3位の11得点を獲得した。ペルージャはストレート勝利を収め、グループ首位発進となった。

 試合前、初出場となるCLへの思いを自身のSNSで語っていた大塚は今季初めてスタメンに起用されると、5セットすべてでスタートから出場し12得点をあげるなど攻守にわたり活躍。ミラノは2セットダウンから逆転勝利を収めた。

 初戦から石川と大塚ともにスタメン出場を果たし、チームも白星と好調な滑り出しとなっている。次戦、ペルージャは17日(日)3:30からイタリアのセリエA所属のグロッタッツォリーナとのホーム戦、ミラノは18日(月)1:00から同じくイタリアのセリエA所属のパドヴァとのアウェー戦となっている。