警察庁、闇バイトは「使い捨て」 報酬は餌、Xなどで注意喚起
首都圏で相次ぐ強盗事件の発生などを受け、警察庁は14日、実行役らを集める闇バイトに応募した人に向け「応募者は『使い捨て』要員です」と呼びかける文書をX(旧ツイッター)などで公開した。最初に簡単な案件で支払われる報酬を、信用させるための「餌」と表現。闇バイトは「犯罪行為」とし、加担すると「必ず捕まえます。逃げられません」と警告した。
犯罪グループの手口を「約束の報酬を元から支払うつもりはない」「あなたが警察に逮捕されるまで利用し続けます」などと解説。具体的な事例を挙げ、表面的には「ホワイト案件」など合法を装うが、応募すると指示役らに個人情報を知られ、脅迫されるとした。