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 守備のベストナインを選ぶ「三井ゴールデン・グラブ賞」が12日に発表された。

 パでは4年ぶりリーグ優勝のソフトバンクから12球団最多で球団新となる5人が受賞した。

 捕手部門では197票を集めた甲斐拓也捕手(32)が2位に大差をつけ2年ぶり7回目の受賞。投手部門ではリバン・モイネロ投手(28)が76票を集め、ロッテ・小島とわずか1票差での初戴冠となった。一塁手部門では山川穂高内野手(32)、三塁手部門では栗原陵矢内野手(28)、外野手部門では周東佑京内野手(28)も念願の初受賞となった。

 ▼モイネロ このような賞を頂けてとても光栄です。チームのために投げることが自分の仕事ではありますが、一人では獲れない賞でもあると思います。これからも変わらずチームのために、そしてファンの皆さんに喜んでいただけるプレーをしたいと思います。

 ▼甲斐 2年ぶりにまたこうやって受賞できたことはとてもうれしく思いますし、7回目という数字を見て、これまで歩んできた道を誇りに思います。これからも自分の長所を生かして、プロの世界でしっかりと頑張っていきたいと思います。

 ▼山川 自分には一番無縁だと思っていた賞だったので、素直にうれしいです。とにかく下手だった自分に黒田哲史コーチ(埼玉西武ライオンズ2軍野手コーチ)が2年間一日も欠かさず特守をしてくださったおかげで頂けた賞だと思いますし、一番感謝しています。これからも一日一日を丁寧に、野球を頑張っていきたいと思います。

 ▼栗原 いろんなポジションを守ってきた自分が獲れるとは思っていなかったですし、獲りたかった賞なので素直にうれしいです。ホークスの選手が数名いるのもうれしいと同時にもっと頑張ろうという気にさせてもらえます。1年獲ったら2年、2年獲ったら…と狙っていけるようこれからもしっかり頑張ります。

 ▼周東 ずっと欲しかった賞なので、受賞できてとてもうれしく思います。1年間試合に出場した証でもありますし、頑張ってきて良かったと痛感しています。偉大な先輩たちがたくさんいらっしゃいますが、早く今宮さん(受賞5回)に追いつけるよう、これからも頑張ります。