【セリエA男子日本人まとめ】大塚達宣がセリエA初得点! 石川祐希が途中出場、垂水優芽は出場なしも、日本人選手在籍の3チームは勝利を飾る!
10日から11日にかけて、セリエA男子の第7節が行われた。
今シーズンのセリエA男子には、日本代表で活躍するペルージャのアウトサイドヒッター(OH)石川祐希、ミラノのOH大塚達宣に加え、大阪ブルテオンからチステルナにレンタル中のOH垂水優芽が在籍している。
開幕6連勝中のペルージャの石川はベンチスタート。1、2セット目はペルージャがターラントを圧倒し、大差をつけて連取するが、3セット目終盤、ターラントの攻撃が止められず同点に追いつかれる。その場面で石川がコートイン。強いサーブで流れを掴もうと奮闘するが得点には繋がらなかった。しかしチームはデュースとなったこのセットを31-29で勝ち切り、ストレートでの勝利となった。これでペルージャは開幕7連勝、首位をキープしている。
一方、ミラノの大塚もグロッタッツォリーナ戦でベンチスタートとなった。1、2セット目をミラノが連取し、勝利に王手をかけるが続く第3セットでは拮抗した展開に。デュースにもつれ込み、負けられないグロッタッツォリーナがこのセットを取り返す。4セット目でミラノがリードする場面で大塚がコートイン。安定のレセプションでチームの守備に貢献。大塚は、相手コートの穴を狙ったフェイントでセリエA初得点を決め、ミラノはこの得点によりマッチポイントを握る。最後は一度アウトと判定されたサーブをチャレンジし、見事ライン上のインが認められ、ミラノが3-1で勝利を飾った。ミラノはこれで初の2連勝、7戦を終え3勝4敗の成績となっている。
そしてモデナ戦を迎えたチステルナの垂水もベンチスタート。チームは1、2セットを連取され後がなくなるが、そこから3、4セットを連取し返し勝負はフルセットへ。5セット目は序盤に連続ポイントを重ねたチステルナがリードを守りフルセットを制し、逆転勝利を収めた。残念ながら垂水は今試合も出場機会がなかったが、チームは貴重な2勝目をあげた。これまで8戦を終え、2勝6敗としている。
次戦、ペルージャは17日(日)3:30からグロッタツォリーナと、チステルナは17日(日)4:30からターラントと、ミラノは18日(月)1:00からパドヴァと対戦する。なお、この第8節の前に、欧州男子チャンピオンズリーグの初戦として、14日(木)にミラノは2:30からベルギーのルーセラーレと、ペルージャは同日4:30よりチェコのチェスケー・ブジェヨヴィツェとの試合が控えている。
■試合結果
・石川祐希(ペルージャ)
vsターラント(〇3-0)
途中出場
・大塚達宣(ミラノ)
vsグロッタッツォリーナ(〇3-1)
途中出場しセリエA初得点となる1得点
・垂水優芽(チステルナ)
vsモデナ(〇3-2)
出場なし