協会あいさつを行う八角理事長(中央)と三役力士(カメラ・池内 雅彦)

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◆大相撲 ▽九州場所初日(10日・福岡国際センター)

 日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)が初日恒例の協会あいさつに立った。既に15日間のチケットは完売し、1996年以来28年ぶりの年間90日間全て「札止め」を記録。そのことに八角理事長は謝意を示した。

 あいさつは以下のとおり。

 「初日にあたり、謹んでごあいさつを申し上げます。本日ここに大相撲九州本場所を開催いたしましたところ、かくも盛大にご来場いただきましたこと、加えて、15日間入場券完売となりましたことを誠にありがたく、心より感謝申し上げます。これもひとえに皆様方の熱いご期待の表れであると受け止め、協会員一同、相撲にまい進してまいります。横綱の休場は大変遺憾ではございますが、今場所も力士たちは稽古の成果を余すことなく発揮し、この九州の地で今年最後の本場所にふさわしい熱戦を繰り広げてくれることと存じます。なにとぞ、千秋楽まで温かいご声援を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶といたします」