オランダ極右党首、イスラエル外相と会談へ サッカー試合襲撃受け

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Charlotte Van Campenhout

[アムステルダム 8日 ロイター] - オランダとイスラエルのサッカー試合後にイスラエルのサポーターが襲撃される事件が起きたことを受け、イスラエルのサール外相らがアムステルダムを訪れ、オランダの極右・自由党(PVV)のウィルダース党首と8日に会談する。オランダのANP通信が報じた。

サール外相と共にイスラエル議会のオハナ議長もアムステルダムを訪れ、スキポール空港でウィルダース氏と会うという。

ロイターは独自にこの報道について確認できていない。

サッカー試合での襲撃を受け、イスラエル政府は8日、サポーター数百人を帰国させるために民間機2機を派遣した。

オランダのスホーフ首相は「オランダにおける反ユダヤ主義の増加の兆候だ」と改めて懸念を表明。現在、ブダペストで開かれている欧州政治共同体(EPC)の首脳会議に出席しているが、事件を受け8日午後に帰国する。サール外相がスホーフ首相とも会談するかは現時点で不明。