GLAY 30周年アリーナツアー開幕!TERU会場名間違えて1万人総ツッコミ「お、大阪ドーム!?」
男性4人組ロックバンド・GLAYが8日、大阪・大阪城ホールで、デビュー30周年記念アリーナツアーの初日公演を開催した。約3年ぶりの17枚目アルバム「Back To The Pops」を引っさげ、全国8都市15公演で15万人を動員する大型ツアー。GLAYを象徴する名曲たちを並べた“ベストヒット”のような2時間30分。ファン1万人を色気マシマシのパフォーマンスでシビれさせ、今年5月25日にスタートした30周年イヤーの後半戦をド派手にスタートさせた。
4人の影が怪しく浮かび上がると、1万人の歓声がこだました。横一列にラインナップし、腕を突き上げて開幕宣言。各ポジションに着くと、激しく炎が立ち上がった。ボーカル・TERU(53)が「OK!行くぜカモ〜ン!」と高くほえ、30年の軌跡をたどる“タイムトラベル”を始めた。
GLAYは5月25日にデビュー30周年を迎え、そこから1年間を「GLAY EXPO」と掲げて活動。今ツアーはポップスの回帰をテーマにした最新アルバムの楽曲ほか、30年分の感謝を伝えるべく、GLAYの王道曲&中々ライブで披露しない名曲を織り交ぜて“神セトリ”を準備した。
TERU(53)は「皆さんお久しぶり!大阪は久々に会えたね」と会場を見渡し、「デビュー30年でこうやってパンパンで“大阪ドーム”でできるのは、本当に幸せ」と感激。初っぱなで会場名を間違えて「大阪ドームじゃない!気持ちは大阪ドームにいっているやん」と笑った。
1万人の総ツッコミを受け、TERUは「大阪と言ったら、こうやってツッコミが入る場所ですから。ありがたく頂戴しております」とペコリ。ひと笑い取った後に「真面目な話すると、30年間こうやって支えてくれた皆がいるからこそステージに立てています。本当にありがとう」と感謝をストレートに伝えた。
初日公演では、GLAYの代表曲「誘惑」「口唇」「春を愛する人」「HOWEVER」から、最新アルバム収録曲「さよならはやさしく」までの全24曲を披露。次々展開される熱いステージに会場は“GLAY一色”に染め上がった。ツアーは年をまたぎ、来年1月18、19日に神奈川・横浜アリーナ公演まで続く。