ダウンタウン松本人志、芸能活動再開へ 「文春」への訴え取り下げへ
ダウンタウンの松本人志(61)が女性に性的行為を強要したと報じた「週刊文春」の記事で名誉を毀損(きそん)されたとして5億5000万円の損害賠償などを求めている訴訟を巡り、訴えを取り下げる方針であることが8日、分かった。裁判は終結する見通しで、今後は芸能活動を再開するとみられる。
本件においては8月14日に予定されていた第2回弁論準備手続きが今月11日に延期となっていた。弁論準備手続きが延期となり、年をまたいだ長期戦も予想されていただけに意外な幕切れとなった。
松本は週刊文春との裁判に注力するため1月から活動を休止中。今後は、芸能活動再開の時期などに注目が集まる。
▽昨年12月27日 文春が松本の女性への性的行為の強要を報道
▽同日 吉本興業が、記事は客観的事実に反するとして「法的措置を検討」と抗議コメント。文春は「記事には十分な自信」と反論
▽1月8日 吉本興業が松本の活動休止を発表。松本はSNSに「事実無根なので闘いまーす」と投稿
▽22日 松本個人で文春の発行元・文芸春秋などを提訴
▽3月28日 第1回口頭弁論
▽6月5日 弁論準備手続き
▽7月11日 松本の代理人が会見。告発者であるA子を提訴する可能性を示唆
▽8月14日 2回目の弁論準備手続きが延期
▽10月8日 2回目の弁論準備手続きが11月11日に決定