【時すでにお鮨】鮨屋に入ったらのれんを探してみよう！結界？！クラシックとネオクラシックの鮨屋の違いって何？！湯呑みが大きい理由って？

料理評論家の山本益博氏が、新たな動画を公開し、「時すでにお寿司」というテーマで寿司の奥深さについて語った。山本氏は、クラシックとネオクラシックの寿司の違いについて詳しく解説し、「寿司は日本を代表する料理として世界に発信できているが、日本人自身が寿司のことを深く理解していない」と指摘した。

動画内で山本氏は、日本各地の寿司店を訪れ、自らの目でクラシックとネオクラシックの寿司を見分けた経験を披露。「クラシック寿司は、古典的で伝統的な寿司がキーワード。それに対してネオクラシックな寿司は、その形だけでなく提供スタイルにも違いが見える」と述べた。また、店内にのれんを掛けているかどうかや、カウンターにまつわる伝統的な仕様を見極めることで、どちらのスタイルかが理解できると説明した。

さらに、現代の寿司店がフランス料理から影響を受け、固定されたコースメニューを提供する傾向がある点についても述べ、「昔のお寿司屋さんは、ネットリとした個別の注文を受け流していたが、今では多くのお店がコーススタイルを採用している」と分析し、現代の変化に対する見解を示した。

最後に山本氏は、自らが体験してきた寿司文化を振り返りつつ、「クラシックな寿司屋は日本中に存在し、訪問者たちはその奥深さに感動するだろう」と締めくくった。また、山本氏自身が回転寿司を楽しむ姿勢を見せ、「寿司ロー、特にカツオや中トロが好き」と語り、回転寿司の魅力についても言及した。