[てっぱんアプリ!] Google カレンダーのデフォルト設定を変えて予定作成を楽にしよう
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
◇ ◇ ◇ アプリ名: Google カレンダー
開発者: Google LLC
価格: 無料
対応OS: iOS 16.0 以降、Android 8.0 以上
カテゴリ: 仕事
スケジュール管理を「Google カレンダー」アプリに頼っている人も多いと思う。基本的な機能は網羅されているので不足を感じることは少ないだろうけれど、設定にひと工夫加えることでアプリ操作を簡略化し、使い勝手を高めることが可能だ。今回はそんなちょっとした小ワザを紹介したい。
「Google カレンダー」を使う時に知っておきたい小ワザとは?
デフォルトの予定の長さを決める
1つの予定で確保する時間の長さ(単位)は、人によってだいたい決まっていることと思う。会議が多い人なら1時間、外出する用事が多い人なら2時間、といったような具合だ。場合によっては15分単位や30分単位で予定を組んでいる人もいるかもしれない。
そんな風にある程度決まった時間単位でスケジューリングすることが多いなら、それに合わせたデフォルト設定にするのがおすすめ。手順は下記の通りだ。本来業務に関係しないスケジュール管理の作業は、少しでも手間を減らしてサクサク終わらせよう。
メニューを表示する
「設定」をタップ
「全般」を選択
「既定の長さ」をタップ
15~120分でデフォルトの予定の長さを選ぶ。アカウントごとに異なる長さを設定可能
その後の予定作成時、デフォルトの長さに設定が反映される
事前通知のタイミング設定を半自動化する
Google カレンダーで予定日時を追加する際、その開始時刻の30分前や1時間前などにプッシュメッセージやメールで通知する設定ができるのはご存じの通り。この通知タイミングをいつにするか、という設定のデフォルト値はカスタマイズすることも可能だ。
通知は1つだけでなく複数登録することもでき、デフォルト設定をしておけば何度もタップ操作することなく、半自動的に一気に指定できる。アプリからはデフォルトの通知設定を変えられないので、下記の手順でWebブラウザーからPC版のページを表示し、Google カレンダーの設定画面でカスタマイズしよう。
メニューにある「PC版サイト」にチェックを入れる
Google カレンダーのリンクを長押しして「新しいタブで開く」をタップ
カレンダー画面のタブに切り替え、ページ右上にある歯車アイコンをから「設定」へ
「マイカレンダーの設定」にある、通知のデフォルト設定を変えたいカレンダーを選ぶ
「予定の通知」にある「通知を追加」ボタンをタップ
通知方法と時間を指定。通知タイミングは複数設定可能だ。一度設定すればスマホアプリにも反映される
スマホアプリで予定登録する際に、さきほど通知の設定をしたカレンダーを選ぶと……
通知タイミングのデフォルト設定が適用される
予定ごとの色設定にラベルを付けてわかりやすく
Google カレンダーには、(個人用や仕事用、アカウント別などの)カレンダーごと、あるいは予定の1つ1つに色を割り当てて見分けやすくする機能がある。ただ、カレンダーごとの色設定はともかく、予定ごとの色設定は場当たり的なものになってしまいやすい。
たとえば仕事絡みの予定のなかでも、チームに関係あるものは青で、個人的なものは赤で、のように自分の中でルール付けしていたとしても、後から振り返ると統一感が損なわれていたりすることもあるのではないだろうか。
そうした混乱を防ぐ機能として、色に任意のラベルを付加して管理できるようにもなっている。こちらもPC版のWebブラウザーからGoogle カレンダーにアクセスし、下記の手順で設定してみよう。こうしておけば、予定を登録するときに迷うことなく適切な色を割り当てられるはずだ。
PC版カレンダーページにアクセスし、予定作成の画面で対象カレンダー付近をタップ
色設定のプルダウンをタップ
「ラベルを追加」をタップ
色を選択肢、それに付加するラベルを入力する
設定が終わったら「保存」
スマホアプリで予定を色分け。設定通りにラベル付けされ、わかりやすい