西武から指名あいさつを受け、西口文也新監督から贈られた色紙を手に笑顔を見せる日経大の林冠臣外野手(右)。左は岳野竜也アマチュアスカウト(撮影・山崎清文)

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 西武にドラフト4位指名された日経大の林冠臣(リン・クァンチェン)外野手(21)=台湾出身=が7日、福岡県太宰府市の同大で、球団の前田俊郎アマスカウトチーフらから指名あいさつを受けた。195センチ、105キロの堂々たる体格で大学通算17本塁打を誇る右のスラッガーは「開幕スタメンを勝ち取れるように頑張る」と抱負を語った。

 西口文也新監督のサイン入り色紙を手渡した岳野竜也アマスカウトは、林について「攻守にスピード感と躍動感があり、将来はトリプルスリーが狙える」と高く評価。近いうちに外野のレギュラー争いに加わる選手になると期待を示した。

 米大リーグ・ヤンキースのアーロン・ジャッジが目標という林は「アピールポイントはボールを遠くへ飛ばすパワー。プロでは打てる、走れる、守れる選手になりたい」と成長を誓った。(山崎清文)