映画『まる』大ヒット御礼舞台あいさつ=堂本剛 (C)ORICON NewS inc.

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 KinKi Kidsの堂本剛が4日、都内で行われた映画『まる』大ヒット御礼舞台挨拶に、荻上直子監督とともに登壇した。

【全身ショット】秋らしいコーデを披露した堂本剛

 監督と企画プロデューサーから熱烈オファーを受け、27年ぶりに映画単独主演した堂本。イベント中、荻上監督が「天才でした」「マルチな才能を持っている」など絶賛したが、堂本は「取材とかですごく言ってくださるんですけど、大丈夫ですよ」と謙そん。

 荻上監督は、「練習もせずに、左手で初めて書いた『まる』が本当に映像に映ってる」とその“天才エピソード”を披露。「屋上の『まる』もまぁ見事で」と続けると、堂本は「屋上の『まる』は天才でした(笑)。モップで描いたの初めてだったんで。あれは天才的な『まる』だったと」と自画自賛し、観客から笑いが起こった。

 また、MCが「『まる』展とかないんですかね?」と、劇中の沢田(堂本)が描いた「まる」の展覧会を提案すると、観客からは拍手が。堂本は「監督と制作会社さんがOKであればすぐにやりますけど」と前向きな姿勢を見せた。

 荻上監督も「皆さんお買い求めになりたい方とかいっぱいいそうな気がしますけど」と乗り気になると、堂本は「撮影の最終日に、なんかすごく(『まる』を)描かされましたよね。スタッフが全員並んで『ここに書いてほしい』『ここに書いてください』『はい、じゃあ次』みたいな感じで」と撮影の裏話を暴露。堂本は「でも、なんかこう『まる』描いている方がね、なんかだんだん、極めていけてる感じもあって。楽しくなってくるっていうのはあったんで」と達観していたことを伝えると、MCから「ちょっと宗教の先生みたいな」とツッコまれ、「なってました(笑)。椅子に座って、筆をこうやってる(丸を描くしぐさ)だけだったんで」と笑った。

 堂本は続けて「『まる』展は、ちょっと1回考えます。応援してくださる方が本当に求めてくださるんだったら、僕は実行しますんで」と力強く語った。