高校生が育てた松阪牛が最高賞 これまでで最高の500万円の値
松阪牛の生産地の一つ、三重県多気町で育てられた牛の今年のナンバーワンを決める共進会が3日、多気町にある商業施設のVISОN(ヴィソン)で開かれました。
肥育農家の生産意欲と品質の向上、販路の拡大を目的に毎年開かれているもので、今年は初めてVISОNで開催されました。
多気町内の8軒の肥育農家から13頭の松阪牛が出品され、そのほとんどが、定められた生産地域で900日以上育てられた特産松阪牛と呼ばれる逸品です。
競り市では、地元の相可高校生産経済科の生徒が育てた「わかみのり」号が最高賞にあたる優秀賞一席となり、これまでで最高額の500万円の値が付き、瀬古食品・霜ふり本舗が競り落としました。
瀬古食品・霜ふり本舗は、優秀賞一席から三席まで全てを競り落としたほか、相可高校から出品された「よしてる」号も落札しました。