小泉進次郎氏

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 自民党小泉進次郎選挙対策委員長が、10月24日に自身のXを更新。山形での応援を終えた後、豚丼弁当を食べる姿を投稿した。小泉氏は、お弁当の紹介をした後、中にあるネギを箸で持ち上げ、ネギ好きをアピール。大量のネギと一緒に食べて「美味しい!ネギと最高」と食レポをした。

 この動画が“脳天気”なものであると、批判の声が殺到しているのだ。

《ザ・役立たずの世襲議員代表》

《たまに、粗食も見せなきゃな!贅沢三昧、苦労知らずのボンボン世襲議員!》

《貴方の兄貴の方が食レポうまいと思いますよ。》

 など、X上は批判の嵐だった。

「選挙活動となるとコンビニ弁当や町中華で食事をし、庶民アピールをする政治家が次々出てきますね。“選挙のときだけ諸民ぶるな”と批判されています。

 典型的な批判を受けるパターンであるものの、小泉氏はお構いなしですね。10月17日にも食事中の動画を投稿しましたが、豪華な幕の内弁当でした。この動画でも“My箸使えよ”と、環境大臣時代の政策について批判されています」(政治部記者)

 小泉氏といえば、菅内閣で環境大臣を務めたが、コンビニやスーパーの袋を有料化など“評判の悪い”政策が印象に残っている。

「小泉さんのいいところは、とにかく知名度だけ。応援演説に駆けつければ、聴衆を集めることはできますが、どこまで投票行動につながっているのか……。そもそも、今、自公で過半数割れするかもしれないという、かつてないほど危機的な状況にあるんです。

 そして小泉さんは選対委員長というまさに今回の選挙の責任者であるわけです。能天気に“食レポ”している場合じゃないというのは、多くの自民党員が感じていることでしょう」

 勝てば官軍だけれども……。